理想のオレンジ

フフッってなれたら。そんなアラサーの男性の呟きです。

奴の名は、二郎 ~ コール ~

二郎が好きすぎて自称「ジローラモ」なオレンジです。

#もはやジロリアンでもない

 

もちろんここでいう「二郎」とは「佐藤二朗」のことですね。

#丁寧なボケ

 

さて、1ボケ入れたところで本題に入りますが、今回の特別お題

「私がとらわれていた『しなきゃ』」

 

勘違いの使命感のようなものでしょうか。

このお題を観た瞬間に私は、自己満足で背負っている十字架のことを思い出しました。

「俺が、、、俺が二郎を正しく広めなきゃ!!」

 

 

ということで今回は私の「ラーメン二郎」愛について綴ります。

※もちろん全て私の独断による情報なので、世間的な常識とは若干異なる可能性があること、そして信憑性はほぼゼロに等しいといことをご了承ください。

 

 

なぜ?

なぜ私がそんな十字架にとらわれてしまったのかというと、私が「二郎」と初めて出会った十数年前の高校1年生の夏がキッカケです。

 

当時はSNSスマートフォンも全く広まっていない時代なのにも関わらず、世間を賑わしていたソウルフード、「ラーメン二郎」の名が私の高校にも轟いていました。

 

当時は店舗数も数える程度しかなく、友人たちと共に関内駅まで電車を乗り継ぎ出向いたのが全ての始まりでした。

 

結論からいうと、初めて「二郎」と一戦交えた私は、案の定奴の虜。

三日三晩奴のことを思い、眠ることすら出来ない日々を送りました。

 

そんな不安定な精神状態の私の耳に、思いもよらない声が届きました。

「二郎って『豚の餌』らしいぜ。」

 

クラスメイトの発言だったのですが、その言葉が私の中に眠っていたサイヤ人の血をたたき起こしたのです。

「『豚の餌』?、、、、『二郎』のことかー!!!!!!」

 

私の怒りに地球が震え、その衝撃でベルリンの壁が崩壊したのは当時世界を震撼させました。

 

私はただ悲しかった。

高校生の感受性豊かな時期に受けた感動を侮辱されたことが本当に悲しかった。

 

そのクラスメイトが実際に食べた結果「豚の餌」だと表現するのであれば百歩譲って良しとしますが、「らしいぜ」という人伝いの意見で「二郎」の品性を決めつけられたことが私には耐えられなかったのです。

 

その時私は誓ったのです。

「俺が、、、俺が二郎を正しく広めなきゃ!!」と。

 

 

ラーメン二郎とは

お正月になると「一富士二郎三茄子」が初夢で見ると縁起が良いものとして知られています。

また、海外の方がよく日本の食べ物といえば?

というクエッションに対して

「スシ、天ぷら、二郎」と口にするのをよく耳にしますね。

これらのことから、名前は知ってるけど…

という方は多いと思います。

 

その強すぎる影響力から昨年末のTOEICの試験でも出題されたことで各メディアを騒がせたことは記憶に新しいですし、一昨年の紅白には「8代目 J(二郎) SOUL NOODLES」というユニットも出場してしまったことで「二郎」が何であるのかがあいまいになりつつありますが、その正体は、

「ラーメン」です。

 

ラーメン二郎に関する逸話として有名なものが、聖徳太子は10人の話を同時に聞いたという話がありますが、もう一つ、聖徳太子は同時に10店舗の二郎を食べてどこの店舗なのかを言い当てたという話が令和の日本史の教科書に載っているらしいです。

 

ここで一つ世界規模の論争が起こるのが、「二郎」は「ラーメン」か否か。

たまに「二郎はラーメンではない、二郎だ!」という意見があります。

日本では法の下にて「思想の自由」があります。

平安初期、「思想の自由」と同列の位置に定められたのが「二郎の自由」。

 

「何人たりとも二郎に対する思想の自由を侵すことは出来ない。」という内容ですね。

 

つまり「二郎」を「ラーメンではない!二郎だ!」という意見も自由だということです。

 

しかし、私はやはり「二郎」は「ラーメン」だと主張したい。

 

なぜなら、、、

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各店舗の看板にハッキリ「ラーメン」と明記されているからです。

#単純な理由

 

 

「二郎」の正体が「ラーメン」だと分かったことで、次に上る疑問があります。

 

どのようなラーメンなのか

最近、「二郎系」や「二郎インスパイア店」といった「二郎」の影響を受けているラーメン屋が急増しております。

社会問題になるほどの影響力を持つその「ラーメン二郎」の内容とは。

 

SNSが様々な情報源となっている令和。

遊び心でという最低な理由から、嘘の情報を流すこの世から消えてしまえばいいような輩が多いので、もしもこの記事を読んでくれている人がいたら、どうか嘘の情報には気をつけていただきたいと、心から思います。

 

よく目にする「二郎」の内容に関する嘘の情報

・世界に誇る日本を代表するスポーツマン

イチローです。

・演歌会のビッグボス

→三郎です。

・裏技おじさん

→四郎です。

・和の鉄人

→六三郎です。

 

もはや食べ物でもありません。

 

しかしどんなに馬鹿げた情報であっても、それを鵜呑みにしてしまう人が少なからず存在してしまうのが今の日本の現状です。

 

万が一、上記のような嘘情報を信じてしまっていた方がいたらそれは間違いだということをここで知ってほしいです。

 

では果たして「ラーメン二郎」正体とは。

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こちらです。

※小豚(豚5枚)【ニンニク野菜マシアブラマシマシカラメVer】

富士山の如く盛られたもやしと気持ちばかりのキャベツ。

その上に降り注ぐアブラの雪。

スープはうまいやつです。

#食レポが下手なやつ

 

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麺は太くごわごわした食感。

スープとよく絡み、うまいやつです

#食レポが下手なやつ

 

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ラーメン二郎では「チャーシュー」のことを「豚」と呼びます。

理由は知りません。

#おまえさてはもぐりだろ

とにかくこれがうまいんです!

#食レポが下手なやつ

 

結局、トッピング、麺、スープ、全てが美味いのがラーメン二郎の正体です。

 

注意点

① 麵量

二郎は食券製なのですが、ここで浮上する問題がどれを買えばいいのか。

基本が

・小ラーメン

・大ラーメン

の2択なのですがフードファイターでなければ「小ラーメン」を選んでください。

ここが初二郎の人を惑わせてしまう第一ポイントで二郎の「小ラーメン」は通常店舗の大盛+ちょいくらいの量をイメージしておいてください。

「えっ!!小なのにそんなにあるん!?あたい食べられへんで!!」

という方、ご安心ください。

並んでいるときに店員さんに食券を見せる場面があるのですが、その時に

「麺少な目で!しゃす!」

と伝えれば通常店舗の並みの量くらいにしてくれます。

 

② コール

10年連続流行語大賞に選ばれているあの言葉は誰しもが聞いたことがあると思います。

それが

「ニンニク入れますか?」

ちなみに私は生後初めて発した言葉が

「生姜入れますか?」

だったそうです。

 

さて、話は戻りますが、ちまたを騒がせているのがこの

「ニンニク入れますか?」

に対するアンサー、この受け答えをコールと呼びます。

ここが二郎の最難関ポイント。

 

よく日本の社会では

「聞いたことだけに答えろ!」

というフレーズを無能な上司が使いがちですが、確かにこのセリフはその通りだなとは思います。

しかし二郎では

「聞かれたこと以上に答えろ!」

が求められます。

 

ちなみにこのやりとりから世界的シンガー、Justin Bieberの“What do you mean?”が誕生したのはここだけの話です。

 

「ニンニク入れますか?あと、野菜やアブラ、味付けはどうします?」

という本来長めの質問が

「ニンニク入れますか?」

の一言に集約されているのです。

なので答え方は

1. ニンニク

2. 野菜

3. アブラ

4. 味付け

の4つに対して必要なものに答えなければなりません。

 

めちゃくちゃ簡単に説明すると

・1を入れる場合は「ニンニク」と言う

・2 ~ 3 は欲しいものの単語の後に「マシ」or「マシマシ」

・4は少し濃いめのタレをかけてほしい時に「カラメ」

・必要ない場合は該当番号の言葉は言わない。

この流れでいいのではないでしょうか。

 

例基本編

ニンニク入れて、野菜を一番多くして、アブラも少し足して濃くしたい場合は

「ニンニク野菜マシマシアブラマシカラメ」

ニンニクを入れずに、野菜を増やしてアブラを一番多くしたい場合は

「野菜マシアブラマシマシ」

 

例応用編

全部入れて、かつ野菜とアブラはマシでいいとき

「全マシで」

 

ちなみに私は若いころは

「ニンニク野菜アブラマシマシカラメ」

だったのですが今では

「ニンニク野菜マシアブラマシカラメ」

で落ち着いています。

 

このコールというのがけっこうややこしくさせてしまっているのですが慣れれば簡単です。

デビュー戦の方は

「ニンニクで」

だけで様子を見てもいいと思います。

 

都市伝説

残したら怒られる。

これは私は出くわしたことがないため真偽のほどは分かりませんが、出されたものは残さずに食べる。

これは当たり前のことだと思います。

ただでさえ日本は食品廃棄大国というひどい看板を背負っているので、二郎に限らず食べ物の残すという行為自体、出来ることなら避けてほしいですね。

そのために「麺少な目で」という注文が存在します。

ちなみに若かりし頃、品川店で小豚ダブルを「ニンニク野菜マシマシアブラマシマシカラメ」を注文した時は対象から「大丈夫?残さないでね!」とは言われました。

また、関内店で大ラーメンを「ニンニク野菜マシマシアブラマシマシカラメ」で注文した時は特に何も言われなかったです。

一応私は自称フードファイター8軍なので基本的には残さないのですが、アラサーになり胃袋もアラサー仕様になってきたので最近は小ラーメンしか頼みません。

何を食べるにしても自分の食べられる量を頼んでほしいと思います。

 

まとめ

とにかく「二郎」は美味しいラーメンです。

周りの偽情報に踊らされず、己の舌で確かめてほしいなと思います。

その上で口に合わなければ次回からは行かなければいいだけですよね。

あくまで好みは人それぞれですから!

 

何より、その店舗数、インスパイア店の数、知名度が「二郎」の人気を物語っていますよね。

 

ここで気づいたのですが、二郎に対する良くない見解があったのは十数年前の話、私が自己満足で勝手に背負っていた「二郎を正しく広めなきゃ」という十字架はもはや過去の遺物。

 

はぁ、、、勝手に「しなきゃ」に縛られて日々を送っておりましたが、もう解放されてもよさそうな頃合いですね。

よく考えてみたら、二郎経営者の人たちって、私の年収の軽く数倍は稼いでいるわけだし、こんなパンピーが心配したところで何の足しにもならんとです。

#急に卑屈

 

まあ、何はともあれ数年前に比べ、二郎は大変行きやすいお店になったことは間違いないと思います。

一ミリも興味がなく行ったことのない方が、マンマン万が一この記事を読んで少しでも興味を持てたらなぜか嬉しいですね。

 

最近では女性のお客さんもかなりの頻度で目撃しますし、湘南藤沢店に関しては女性のマスターが厨房でさばいている姿を見て時代は変わっていくものだと感じました。

しかし「二郎」の味は昔も今もずっと美味しいまま、確実にファンを増やしております。

今後もさらなる発展を願っています。

 

「二郎」について書いていたらお腹が空いてきました!

明日はびっくりドンキーにでも行きましょうかね!

#最後まで丁寧なボケ

 

最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございました。

ぜひまたよろしくお願いします。

 

※改めてこの記事は全て私の独断による情報なので、世間的な常識とは若干異なる可能性があること、そして信憑性はほぼゼロに等しいといことをご了承ください。