今週のお題「激レア体験」
某人気バンドの某人気曲に
「私以外私じゃないの」
という作品があります。
ご存じの方も多いと思いますが、私が注目したのはメロディーでも、全体の歌詞でも、ドラムの可愛い子の演技力でもなく、
「私以外私じゃないの」
という一文。
ものまねタレントへの宣戦布告かな?
なんて考えてしまう私の性格はメビウスの輪のごとくねじれています。
そんな私に、無限の可能性が秘められていたら!
なんて妄想を日々繰り返していますが、これまでの人生、様々なことにチャレンジしては挫折し、チャレンジしては挫折しのエンドレス。
まるでメビウスの、、、、はい、もういいですね。笑
そんな私の挫折人生の中で、チャレンジしてみたことの一つに「ものまね」があります。
「ものまね」と一口に言っても、様々なジャンルがありますよね。
日常のものまねであったり、動物のものまねであったり、それこそ一番オーソドックスなのが有名人のものまねではないでしょうか。
やはり、それは生業にしている方々はプロですね。
特徴のつかみ方や表現の仕方がけた違いに上手。
私も学生時代のノリでいくつかやってみたことはありますが、所詮は学生のお遊戯。
たかが身内が盛り上がる程度のクオリティです。
初めて知り合った人の前でものまねを披露して、夏休み明けの教室のワックスくらい滑ったことを今でも鮮明に覚えています。
あの日私は人生においてのものまねを諦めました。
話は戻りますが
「私以外私じゃないの」
つまり
「私以外私にはなれない」
裏をかえせば
「他の人にはなれない」
というものまねを諦めた人たちへの慰めソングとして受け止めていた時期が1日だけありました。
(いやなんの話)
なんやかんやで、ものまねというのをノリでも完全にやらなくなった私が、
無意識に他の誰かになったという私の中だけの私にしか共感できない激レア話を聞いてください。(いや今から始まるんかい!)
その日私は、朝から萎えていました。
朝目覚めると、原因不明の小さな針が指に刺さって痛い。
しかも取れない。
なのでいい年にもなって母親にお願いしたところ、ピンセットとよくわからない針を使って取り除いてくれました。
私「んぁぁああ!いてぇえええええ!」
母「うるさい」
私「いてぁぁあ!うぉぉおおおおお!」
母「もうちょい」
私「うわぁぁぁあああああああああ!」
母「取れたよ」
私「っさあっ!!」
その時私は福原愛になった。
ものまねはもうやらないと誓った私が、無意識に福原愛になったという私の中だけの私にしか共感できない激レア話でした。
しょうもない話でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。